韓国ドラマ「還魂」に登場するムドクは、刺客ナクスの魂が入った還魂人です。
ですが、話が進むに連れてムドクの本当の正体が現れてきます。
「還魂」ムドクの正体は鎮妖院の長女チン・ブヨン説、ムドクの体に「ナクスとブヨンの魂が共存している説」などを考察しました。
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【画像付】「還魂」考察まとめ|最後にムドクが登場しウクとハッピーエンド
※以下ネタバレが含まれますのでご注意ください。
【考察】「還魂」ムドクとは
まずムドクの正体を考察する前に表上のムドクとはどんな人物なのかまとめます。
結論から言いますと、ムドクは刺客ナクスの魂が入った還魂人です。ナクスは当初、別の人物に還魂術をかけましたが目覚めたらムドクの体に魂が還魂していました。
一方、元のムドクは目が見えない盲目少女で売られる直前だったことが分かります。しかしナクスが還魂した途端目が見えるようになりますが、体は力がなく病弱でナクスは元の力を失ってしまいました。元の力を取り戻そうと出会ったのがチャン・ガンの息子(訳アリで王の息子)と言われているチャン・ウクです。ムドク(ナクス)は元の力を取り戻したい、ウクは術を教えてくれる最強の師匠に出会いたいという願いから二人は師弟関係になります。
初めのころはウクの出生に気を取られムドクの正体など気にもしていなかったのですが、だんだんとムドクの不思議な一面が現れてきて、ムドクの正体は「ブヨン説」があがってきました。
ムドクの正体「ブヨン説」
ムドクの正体が「ブヨン説」があがった理由をいくつか解説します。
ムドクの正体がブヨンな理由一つ目は、鎮妖院の扉を開けられたからです。鎮妖院の妖器を保存している部屋の扉を開けられるのは、チン家の血が入った者だけです。そんな扉をムドクは2回も開けています。そして、扉を前にすると一瞬目が見えなくなるのです。
もう一つは、ブヨンには耳のすぐ後ろにほくろがあり、腕には幼いころに怪我した傷が残っているはずです。後半のほうでムドクにも耳のすぐ後ろにほくろがあり、腕に傷跡があったのです。
還魂人はいずれ暴走して水の気を吸わなけらば石になってしまいます。しかしムドクは還魂人でありながら暴走せず、イ先生も不思議に思っていました。ムドクが暴走しないのは氷の石のおかげだと考察します。氷の石とは、還魂人の暴走を止めれる力がありその氷の石の力を持っていたのがブヨンです。(なぜブヨンが氷の石の力を持っていたのかは、ブヨンの正体で解説します)
ムドクが還魂人でも暴走しなかったのは、還魂した相手(ムドク)が氷の石の力を持っていたからだと考察しました。
ムドクの正体は「ブヨン説」の理由を解説しましたが、もう一つ不思議なことが起こりました。それは、ムドクの体にナクスとブヨンの魂が共存しているのではないかという説です。
【8月28日追記】「還魂」19話でムドクの正体判明
「還魂」19話でムドクの正体がブヨンということが判明しました。以下が「還魂」19話のあらすじです。
約10年前、チン・ムとチン・ウタクは敬天大湖でブヨンに氷の石を探させる。ブヨンは妖気で氷の石を見つけるとチン・ムが奪い取りブヨンを湖に突き落としてしまう。その後、岸に打ち上げられたブヨンは意識を取り戻しおばぁさんに引き取られるが記憶がない。おばぁさんは亡くなった自分の孫ムドクとして育てることにする。
ムドク=ブヨンということで、ナクスはブヨンに還魂したことになります。名前がブヨンからムドクに変わったというだけで、外見や中身はそのままです。本来ならば還魂した後は元の魂はなくなるはずですが、ブヨンは妖気が強く神力を持っているということで、ムドクの体にはナクスとブヨン二つの魂が共存しているのではないかと予想しました。
ムドクの体に「ナクスとブヨンの魂が共存している説」
ムドクの体にナクスとブヨンの魂が共存しているという説の理由を解説します。ムドクがブヨンなのではないかという説では、外見の問題でした。今回注目するのは内面の問題です。
まずムドクが自分の身に危険が起こる際にブヨンの魂がたちまち現れようとします。完璧に現れたのがムドクが氷の石の力を手に入れた際です。氷の石の力の中で何者かの魂が現れ、氷の石の力を手に入れたが失うものもあるとムドク(ナクス)は言われます。その魂こそがブヨンなのではないかと考察します。
そしてムドクが地上に戻ると結界ができていて、ナクスの元の力がムドクの体に戻っていました。ですが話し方がいつものムドク(ナクス)とは違い別人のような感じでした。恐らく氷の石の力はブヨンの魂が操っているのではないかと考察します。
これらを理由にムドクの体はナクスの魂とブヨンの魂が共存しているのではないでしょうか。もっと分かりやすく言うと、還魂人が還魂人に還魂したのでしょう。では、氷の石の力を既に持っていたブヨンの正体とはなんなのでしょうか。
ブヨンの正体「還魂人説」
結論から言いますと、ブヨンの正体は恐らく還魂人でしょう。元を辿ればブヨンは死産でした。母チン・ホギョンは大事な娘を失くしたくないと氷の石を持っていたチャン・ガンにブヨンを生き返らせてくれとお願いします。そして氷の石のおかげでブヨンは生き返ったということになります。つまり氷の石の力で生き返ったということは、ブヨンは神女になったということになります。
そして、神女ブヨンは隠された氷の石を探し出します。氷の石の中にはソギョン先生が愛する人チン・ソルランが隠されていて、その氷の石を見つけたブヨンにソルランの魂が還魂したと考察しました。チン・ソルランの魂が入った還魂人ムドク(ブヨン)こそが、ナクスが還魂する前のムドクではないでしょうか。
ブヨンの魂は、ナクスの魂に氷の石の力を得れば失うものもあると言っていました。もしかすると目が見えないのも氷の石の力を手に入れたせいという可能性もあるのかなと考察します。氷の石の力を得たが視力を失ったということであれば言っていたことが通じます。それだけではないでしょうが、ブヨンには他にも不思議な点があります。
まずブヨンとチョヨンの父親が違うという説です。そしてブヨンの神力は母親譲りではないということです。そこで気になるのはブヨンの本当の父親の存在です。ブヨンの父親の存在は「還魂」シーズン2で分かるのではないかと考察します。
▼ブヨンの父親についてはこちら▼
韓国ドラマ『還魂』ブヨン父親誰なのか「中身はチン・ソルラン説」チョン・ソミン最後にカメオ出演か
ナクス「氷の石で蘇り」シーズン2へ
追い出されナクスは、氷の石の力で元の体に帰還するのではないでしょうか。しかしナクスの魂がムドクに還魂した後、ナクスの遺体は燃やされてしまいました。それでは元に戻れません。ナクスの遺体は実はチン・ムが隠し持っていたのではないかと考察します。
チン・ムの悪行を見ればナクスの遺体を隠し持っている可能性もゼロではないと思います。一筋縄では倒せないチン・ムの団体にはまだまだ裏がありそうです。
そこで「還魂シーズン2」では、ナクス演じるコ・ユンジョンがヒロインとして戻ってくる説が濃厚だと考察しました。
【8月31日追記】「還魂シーズン2」ナクスの中身はソルラン説
当初の考察では、ムドクの体から追い出されナクスは、氷の石の力で元の体に帰還するという考察でしたが、「還魂シーズン2」の予告動画で「還魂シーズン2」に登場するナクスの中身がブヨン(チン・ソルラン)ではないかと考察しました。
当初は、ムドクの体からナクスの魂が出ていき元のナクスの体に戻ったと思われました。そしてムドクの体の中にはブヨン(チン・ソルラン)の魂だけが残り何者かに助けられるという考察でした。しかし「還魂」シーズン1最終回の予告動画では、ナクスの顔つきが優しくなっており、衣装も可愛らしくなっていました。
そこで考察したのが、ムドクの体から魂が出たのは実はブヨン(チン・ソルラン)で、ブヨン(チン・ソルラン)はナクスの体に還魂したのではないでしょうか。そしてムドクの体にはナクスの魂だけが残り何者かに助けられます。
「還魂」シーズン2の最後にムドク(ナクス)とナクス(チン・ソルラン)が出会い、互いに助け合うハッピーエンドと考察します。
チョン・ソミンとコ・ユンジョン「Wヒロイン説」
ムドクの体に入っていたナクスの魂とブヨンの魂。ブヨンがムドクの体に残り、ナクスは元の体へ帰還するとなると「還魂シーズン2」では、ムドク演じるチョン・ソミンとナクス演じるコ・ユンジョンの「Wヒロイン説」がでてきます。
もしWヒロインとなった場合に気になるのがウクの恋模様です。ウクは内面のナクスの魂と外面のムドクに惹かれました。魂はナクスなためナクスと恋愛を続ける可能性が高そうです。ですが視聴者からはムドクとウクのウギドギカップルが人気なため、「還魂シーズン2」でウギドギカップルが見られなくなると視聴率も気になります。ウクの恋愛模様もあるため「Wヒロイン説」はないのではないかと考察します。
ここで気になるのが、果たして今後のブヨンを演じるのがチョン・ソミンなのかという疑問もあります。「還魂シーズン2」ではキャストがコ・ユンジョンに交代するという説が浮上しています。その発端ですが、まず当初の「還魂」はパク・へウンがムドク役を演じる予定でした。しかし撮影開始後に降板されて急遽チョン・ソミンが代役としてムドク役を演じています。そこで「還魂シーズン2」はチョン・ソミンから交代でナクス役のコ・ユンジョンがメインで登場するという説が出た訳です。
両者はネタバレになるため確認できないと答えていますが、答えてネタバレになるということを考えるとチョン・ソミンからコ・ユンジョンにキャスト交代する説が一番ネタバレになるのではないでしょうか。キャストを交代するということはムドクが居なくなるということです。コ・ユンジョンがシーズン2のヒロインになるということはやはりムドクからナクスの魂が出てナクスが帰還するということにもなります。この答えが一番ネタバレを恐れる答えなのではないでしょうか。
反対にムドク演じるチョン・ソミンがそのままシーズン2でもヒロインで登場したとします。そうなるとナクスが帰還したら恋愛模様がぐちゃぐちゃになるためムドクの体からはブヨンの魂を消さなくてはいけなくなります。ナクスがそのままムドクの体に居続けるということです。これならチョン・ソミンもコ・ユンジョンもシーズン2で登場して視聴者も嬉しいラストになりそうです。しかしブヨンが度々登場しているのでブヨンが簡単に消えるはずもないでしょう。そうなれば、ナクスとブヨンの対決も面白そうですね。
これらを考え最終的に考察すると、ブヨンの謎は「還魂」シーズン1では全く解決していません。このことにより、「還魂シーズン2」でブヨンの謎が明かされるのは確かです。
先ほどナクスの中身はブヨン説を解説した通りムドクの中身はナクスのまま助けられて、またどこか知らない土地で彷徨い、最後にムドク(ナクス)役としてチョン・ソミンが登場するのではないでしょうか。
「還魂」シーズン2では、ナクス(チン・ソルラン)とはチャン・ウクのラブラインはなく、最後の最後でチャン・ウクとムドク(ナクス)のラブラインが成立してハッピーエンドではないでしょうか。この最後が視聴者としても一番最高なハッピーエンドだと考察しました。
結果、「還魂」の脚本を書いたホン姉妹は凄すぎるということです。絶対にこの説が有力だと思わせない作りで、色んな説で迷ってしまう入念な設定に驚きました。「還魂」はまさに韓国ドラマという作品で、最後まで目が離せないでしょう。「還魂シーズン2」も衝撃展開の嵐だと予想します。
画像引用元:tvN
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