韓国ドラマ「ビッグマウス」12話でチャンホはついに本物のビッグマウスに対峙することになりました。その時チャンホは死ぬ運命だったが生かせと言った人物がいたことが明かされます。
チャンホを生かすためにビッグマウスに仕立てたのは誰か考察してみた結果、まだ登場していない第3の人物がいる可能性があると考えました。チャンホを事件に引き込んだ市長はビッグマウスの仲間ではなく、別の企みがあると考察します。
※以下ネタバレが含まれますのでご注意ください。考察はあくまで管理人個人の考えであることをご了承ください。
「ビッグマウス」は室長(ノバク)だったのか
「ビッグマウス」12話で、パク・チャンホの前に初めて本物のビッグマウスと名乗り室長が姿を出しました。チャンホとビッグマウスの間で行われていたタロットカードのやりとりを知っていたことで、チャンホは室長がビッグマウスだと確信しました。
ところが12話最後で仮釈放されたビッグマウスの室長(ノバク)は、自営業のノバクの鉄板焼き屋が爆発し、死亡したと思われる状況でした。ここで本当のビッグマウスが亡くなってしまったら「ビッグマウス」残り4話で今までの話が回収されなくなってしまいます。このことから本当にビッグマウスは室長だったのか疑問が残ります。
ただ、室長はビッグマウスしか知り得ないことを知っていたこと、「俺の社会は思っているより巨大で強い」と言っていたことから、ビッグマウスは巨大な組織で室長はその上層位の人物ではないかと考えました。
ここで「ビッグマウス」1話での情報をおさらいするとチャンホが車を運転中に聴いていたラジオニュースで「天才詐欺師、裏社会の帝王、地下経済の第一人者すべてがビッグマウス一人を指す言葉です。」と言っていました。ということはノバクはビッグマウスの重要な右腕のような位置にいた人物ではないかと考えました。
ビッグマウスは巨大な組織のようなものなので、刑務所長のようにスパイや情報収集する役割が蜘蛛の巣のようにあちこちに張り巡らしているとすれば、室長がビッグマウスでなくてもタロットの情報を知っている可能性はあります。
「この酒を飲んだ後は二度と顔を合わせることはない」と言っていたので、消される運命だったことも自ら悟っていたことも示唆する言葉を発しています。もう表に出ないというように受け取っていましたが、爆死した結果から改めて見返すとそのような考えに行きつきました。
市長は仲間か「ビッグマウスとは別の企みがある」
「ビッグマウス」でチャンホがソ教授殺人事件に関わることになったきっかけは、市長チェ・ドハでした。市長にはまだ隠されている秘密があることが仄めかされていますが、ビッグマウスの室長は市長の依頼とビッグマウスとは元々関係なかったと告白しているのでビッグマウスの意向とは違ったもののようです。
市長がチャンホに薬を飲ませるよう指示したことも明らかになりましたが、必要以上に動くチャンホを消すために動いたということになります。
市長は祖父の死の復讐のために長老を落とし入れる計画としてソ教授の事件を追っていた可能性もあります。結果、市長はビッグマウスの仲間ではないという結論に至りました。
チャンホをビッグマウスに仕立てたのは誰か「まだ登場していない第3の人物説」
「ビッグマウス」12話で室長(ノバク)が殺される運命だったチャンホを生かせという人がいたと明らかにしました。そしてチャンホをビッグマウスに仕立てたのは「生かすため」だったのです。
なぜチャンホを生かせと言ったのか考えてみると、その人物像はチャンホの家族、友人関係、恩義がある人などが当てはまると考えました。そうすると当てはまる人物は12話までのところ、チャンホの義父、ミホ、友人のスンテ、姿は見せていませんが養護院でチャンホに恩義がある人などが挙げられます。
もう一つ気になる点はチャンホは養護院で育っていますが、そこに至るまでの経過はまだ明らかにされていません。実の両親や親族、兄弟などもし存在するならその人たちになると考えましたが、そのような重要な役割に座るにはまだ何か不足していると感じます。ただ、「ビッグマウス」13話の予告にはスンテが何か怪しい笑みを浮かべていることからスンテも関連しているのではないかと考える余地はあるでしょう。
室長とコンタクトが取れてチャンホの親しい人物にはチャンホの生い立ちが関係しており、まだ存在していない第3の人物ではないかという結論に至りました。13話の予告にも新たな人物の登場を匂わせています。ただ、天才詐欺師ビッグマウスなのでまだ私たちが騙されていることも十分にあります。
引用画像:MBC
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